親知らずが腫れている。
 

  下記図は親知らずがあることで起こり得る症状がでると痛みが出ることがあります。
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親知らずが半分だけ出ているとうまく歯磨きができずに周囲の歯茎が腫れることがあります。このように斜めに生えている状態では一生親知らずがでてくることはありません。一度腫れた場合は、そのままにしていても必ず再度腫れますので、抜歯することをお勧めします。

 

 

親知らずの痛みには虫歯で痛みがでることがあります。親知らずのみならず、その前の歯がむし歯になることで痛みがでることがあります。このような場合は、むし歯の治療も必要ですが、むし歯の原因は親知らずですので親知らずの抜歯も必要となります。
  歯周病が進行すると今まで問題とならなかった親知らずがトラブルを起こすことがあります。歯周病で親知らず周囲の骨が低下して腫れることがあります。この場合も親知らずの抜歯が必要となります。

 

上の親知らずは、下の親知らずがないときには挺出(下の伸びてくる)してきます。その場合上の親知らずが下の歯肉に当たり歯茎に炎症が起こります。

 

親知らずが手前の歯を押すことで、手前の歯が動くことがあります。時期的には16歳~20歳ころに起こることがあります。噛むと奥の歯が浮いた感じがあるなどの症状があるときは、歯並びが悪化する前に親知らずを抜歯することをお勧めします。

応急処置

親知らずの痛みがでる場合は、親知らずが虫歯になってしまっている、出血してしまっているとか、膿がでてきてしまっている、などです。口腔内に菌が繁殖している場合が多いので、きちんとうがいをします。それから、冷たい水を浸したタオルをしぼり、それを患部に当てます(但し当てすぎは治りが悪くなります、30分程度にしましょう)。もしくは口の中に氷を入れてみてください。もし仮に口の中を冷やしてしみる場合は、温水で口の中を洗浄してみてください。氷で痛むときはむし歯の痛みの可能性があります。この場合は市販の痛み止めが有効です。歯茎の腫れの応急処置はあくまで歯医者さんに行くまでの応急処置でその場の痛みや腫れをなるべく感じないようにするためのものです。歯茎の腫れがひどいようでしたら、次の日にでも歯科医院に行かれることをおすすめします。もしどうしようもないくらいに痛む場合は市販の痛み止めの薬を飲んでみましょう。ただし腫れに関しては抗生物質が有効で、痛み止めは効果がありません。仮に歯茎が膿んでしまっていても、自分でつぶすことはおすすめできません。
 嚥下時(飲み込みのとき)に痛みがあるときは、緊急性があります。また呼吸がしにくい、口が開かないないといった症状があるときは夜間でも救急外来の受診をお勧めします。